第3段・①-10《蕎麦がき》『蕎麦・うどん用語集』そば美学の伝道師
【そば打ちと日本料理の職人養成所】
《蕎麦がき》について
蕎麦がきは、“椀がき“と”鍋がき”がありますが、
今回は“鍋がき“を紹介します。
蕎麦粉にいきなり熱湯を加えますと、塊(ダマ)
ができてしまい、滑らかさが無くなって
しまい美味しくありません。
蕎麦粉と水の割合は、1対1でもよいですが、
好みにより柔らかめにしてください。
先ずは火にかける前に、蕎麦粉と水を良く混ぜ、
馴染んだところで火にかけながら良く混ぜると
できあがります。
ツヤが出るまで掻いて、そのまま「かけ汁」を
かけて食べてもいいのですが、小皿の縁に
杓文字で蕎麦を擦り付けて半月形にして、
餃子のような形を作り、熱湯の鍋に落とし
浮いたところを食べる。
もり汁でも良いし、山葵醤油も良いと思います。
https://www.jittome-academy.jp/
https://www.maruyama-jittome.com/
信州そば手打専科・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専任講師・丸山実留