ごあいさつ

信州と言えば蕎麦ですが、最近は頭に日本を付けて【日本蕎麦】と言わなければならない時代になりつつあるのかな?と感じる事があります。

人生はたくさんの「山あり谷あり」、失敗から多くを学びますが、人の出会いを大切に、不必要な失敗は避けてもらいたいとの思いで、実留アカデミーを開講致しました。

何故お蕎麦屋さんになったの?と聞かれることがあります。
幼き頃に覚えた蕎麦の味が忘れられずに、和食の調理人を49年、蕎麦店を35年続けてきました。

父に連れられて、場所は覚えておりませんが、お蕎麦屋「そばつゆ」の味が忘れられません。
甘く無く、辛くも無く、戻り香のふくよかな味が、今でも脳裏から離れません。

子供の頃、釜戸で炊飯していたことも、記憶の中にあります、
『初めチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても蓋とるな!』と言われて釜戸の薪に火をつけた、そんな時代もありました。

「粉もの」文化で育った私には、「晴れの日」には、「そば・うどん・おやき」があります。
庭先では大きな釜戸に、湯を沸かし湯気と火が立ち昇り、大勢の人々や割烹着を身に付けた近所のお母さん方の姿で賑わい、嬉しさのあまり、はしゃぎ回っていたことを、思いだします。

歴史と文化を持つ日本蕎麦(そば)は江戸の中期より現在に受け継がれて来ました、更に後世に伝えるべく活動をして行きたいとの思いから実留アカデミーを開講しました。

信州そば手打専科・実留アカデミー
専任講師・丸山実留

経歴

料理人49年。高級割烹や料亭、某有名日本料理旅館の料理長を経て蕎麦打ち伝道師となり35年余り。蕎麦処信州は小布施にて蕎麦店を営む。日本料理で培った技から生み出される、繊細かつ独自のノウハウによる手打ち蕎麦、そばつゆ、天婦羅の技術に酔いしれる全国各地にいるファンの来店は後を絶たない。一方、蕎麦店経営の傍ら本格的な蕎麦打ち指導を開始する。実績多数。

受賞歴

  • 自由民主党 総裁賞 宮沢喜一総理大臣
  • (社)長野県上小食品衛生協会賞
  • (社)日本全職業調理士協会賞
  • (社)長野県調理師 上小調理師会賞
  • (社)長野県上小調理師会料理コンクール受賞
  • (社)日本調理師会 調理技術奨励賞

経歴

  • 長野県上小調理師会長野県委託研修会員
  • 長野県上小調理師会調理技能指導員
  • 長野県上田市職業訓練校調理課講師
  • 長野県長野市門前町文化講座そば打ち教室講師
  • 長野県上高井郡小布施町小布施中学校総合学習講師
  • 長野県上田市観光課別所温泉魅力創生協議会講師
  • 第3回・4回日本食商談会ハワイ・ホノルル出店
  • 長野県農産物等輸出事業者協議会、【台湾・香港・シンガポール催事出店】
  • 東京赤坂・小布施商工会アンテナショップ出店
  • 公益社団法人日本全職業調理士協会 上田支部長
  • 長野県日本調理技能士会 上田地区長

取得免許

  • 調理師免許取得
  • フグ調理師免許取得
  • 日本料理専門調理師 調理技能士
  • 麺料理専門調理師 調理技能士
  • 職業訓練指導員免許証