第3段・①-7《蕎麦職制》『蕎麦・うどん用語集』そば美学の伝道師
【そば打ちと日本料理の職人養成所】
《蕎麦の職制》
釜前(かままえ)
「蕎麦職人」として「釜の前に立つ人」と云う
意で、蕎麦を茹でたり“ふりもの”を担当
します。
釜の火加減と生の蕎麦を見て茹で時間を知り、
種物や甘汁の状況を判断する能力をもとめ
られます。
中台(なかだい)
蕎麦職人の段階の一つで、重要な仕事を受け
持ちます。
温めた蕎麦の上に具を乗せたり、天ぷら蕎麦を
作ったり、南蛮を煮て盛り付けるなど
釜前のサポート的な立場になります。
板前(いたまえ)
広い板の前に立ち、蕎麦を打つ職人の事を
「板前」と云います。
「まごつき」
修行を始めたばかりの人に対して使われた
言葉で、使い走りや掃除などの雑役をこなす
見習いのことです。
“大まごつき”
ベテランの“まごつき”で、どこへでも忙しく
留まるところへ助けに行く役割を指します。
https://www.jittome-academy.jp/
https://www.maruyama-jittome.com/
信州そば手打専科・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専任講師・丸山実留