第2段・①―10『鰹節と一口に言っても、種類は・』そば美学の伝道師
【そば打ちと日本料理の職人養成所】
『鰹節と一口に言っても、種類は・』
鰹節と一口に言っても、種類はたくさんあります。
鰹節のイメージは「本枯節」とも呼ばれる、
真鰹を原料として三枚に下ろされ更に半分に
裁断され、茹でて、10数回以上燻され日に
乾燥し、形を整え、五回~六回もカビを付けたり、
払い落とされたりを繰り返し出来上がったもの。
和食(日本食)の芸術品であると思います。
- 最近では、鰹節を贈答品として送る人も
少ないと思います。
各家庭で鰹節を、鉋(かんな)をひっくり
返した道具を見ることも無くなりました。
- 下ろしたての鰹節は、香りと舌にのせた時の
旨味、醤油との相乗効果で何に益しても
美味さの極致だと思います。
- 味覚の伝承がなされなくなって来ている、
食育(子供が3才~5才)の内に
『和食(日本食)の芸術品』を是非覚えて
欲しいと願うばかりです。
食の便利さを求める中で、多くの人々が
アレルギー反応を起こしていると感じています、
添加物や防腐剤を使わない先人達の知恵を
後世に伝えて行かなければなりません。
https://www.jittome-academy.jp/
https://www.maruyama-jittome.com/
信州そば手打専科・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専任講師・丸山実留