第2段・①―4『手打うどん用粉は入手がしやすい』そば美学の伝道師
【そば打ちと日本料理の職人養成所】
『手打うどん用粉「麺用粉」は入手がしやすい。』?
手打うどん用粉「麺用粉」は入手がしやすい。
小麦粉は「強力粉」「準強力粉」「中力粉」「薄力粉」
があります。
- パン⇒強力粉
- ラーメン⇒準強力粉
- うどん⇒中力粉
- 天ぷら・ケーキ⇒薄力粉
タンパク質の含有量多いのは強力粉です、
薄力粉では少なくそれにより澱粉の粘度も
伸びも変わってきます。
小麦の産地の気温に大きく左右されるそうで、
寒い地域の小麦粉にはタンパク質が多く含まれ、
堅いが伸びは良いのです。
日本はあまり寒くはないので「中力粉」、
うどん作りに向いています。
日本産の小麦粉でパンを作ってもあまり
美味しいパンは出来ないのです。
国内産の小麦を製粉すると、粉の色が黄ばむ
ので消費者が好まないと言われます。
品質が一定でない事、地形が南北に長く
北海道のような寒冷地から、九州までの
気温の差が異なります。
そのため、オーストラリア産の小麦が中力粉で、
うどん作りには向いてようです。
うどんは産地の性質に大きく左右されるので、
味覚にも違いが大きく現れます。
関東と四国では小麦粉の性質が違うため、
うどんにしたときの食感も異なります。
https://www.jittome-academy.jp/
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信州そば手打専科・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専任講師・丸山実留