第1段・③―1手作り蕎麦・うどんの薀蓄を語る、そば美学の伝道師!
【そば打ちと日本料理の職人養成所】
日本料理・和食について!!
- 和食・・・麺料理は日本を代表する料理
蕎麦・うどんは日本独自の食品です。
ラーメン・素麺は、日本で他の外国文化が
日本化されました。
小麦の生産が遅れていた場所では、雑穀の
蕎麦粉を混ぜたりして「うどん」のような
ものを作り、それが何時ごろから蕎麦と
云われるようになり「うどん」より高級品に
なってしまったと・云う方もおります!!
麺類のほかに日本料理というと、代表的な
ものに・・・江戸料理は、蕎麦・すし・
てんぷら・鰻の蒲焼・おでん
関西料理では、うどんは関西・鰻は蒸さない
で腹開き・寿司は押し寿司・など
これらは「職人の腕」が成すものであり、
単純であり・複雑で「舌」と言う味覚の技術
を必要とするのが日本料理です。
【すし】
米を炊き・酢を混ぜ・握り・その上に切った
生の魚を乗せる、このような過程の中では
多くの店でそんなに甚しい差は無い様に
思われますが、そこには大きな
≪美味い・不味い≫の差が出てしまいます。
【天ぷら】
同じ種を使っても、そこにも大きな
≪美味い・不味い≫の差が出てしまいます。
【鰻】
関東・関西の違いはありますが、
鰻を裂き・焼き・蒸し・タレを付けるだけ
ですが、それにも大きな≪美味い・不味い≫
の差が出てしまいます。
【蕎麦】
蕎麦にも同様なことが言えると思います。
蕎麦粉に水を入れ、捏ね、延し、切り、茹でる。
昆布や鰹節を入れて煮だした「だし」に醤油
と砂糖と味醂を加えた「出汁」につけて食べる
だけですが、大きな≪美味い・不味い≫の差が
出てしまいます。
- 材料のせいでしょうか?
美味い蕎麦粉さえ選べば誰でも美味しい蕎麦
が出来るのでしょうか!!
そうではありません。
「職人の腕」が成すもの、単純であり・複雑で
「舌」と言う味覚を満足させることでしょう。
- 中でも蕎麦は、年を重ねる程「舌が肥える程」
蕎麦が好きになり、蕎麦の魅力・魔力にハマり
蕎麦店を開業するまでに至る人も多くいらしゃ
います。
- 開業までに至らない人でも、その職に
留まりながら手打蕎麦の奥義を極め、
蕎麦の技術を本に著わす方もいます。
- 開業された方の中には、自分で蕎麦粉を挽く。
それには石臼が必要です、手回しでは追い
付かず電動を用意して挽くことになり、
更に玄蕎麦が入りにくい、良い玄蕎麦もない、
畑を買って自ら蕎麦を蒔こうとなります。
こうした人も多くいます。
蕎麦には、これほど人を引き付ける魅力・
魔力があるのでしょう!!
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信州そば手打専科・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専任講師・丸山実留