蕎麦の雑学 ②・そばの食べ方、音を立てて啜ることの重要性について
蕎麦の雑学
- ・そばの食べ方・・啜ることの重要性について
洋食のテーブルマナーでは、音を立て食べ
てはいけないとされていますが、
仏教の教えにも食事の音を立てては
いけないとされています。
しかしそば、うどんに関しては音を立てて
啜って良いとされているようです。
日本の食文化、箸の文化の影響があると
思います。
- 味覚については、啜ることにより空気も
飲み込み鼻から息が抜けます、
その際に臭いを感じます。
ですから風邪などひいたときに、味が分か
らないと云いますが、鼻が詰まり息が鼻腔
を通過しないために味覚が分からないのです。
実験で鼻をつまんで食べると何を食べて
いるのかが分からないと云います。
- 三つ子の魂百までと云いますが、物心の
付く時までに覚えた味は一生涯忘れない
と云います。
そう言う私も、幼き頃に父に連れられ、
蕎麦のつゆの味覚が今もあり、
この食の世界に入りました。
- 人間未熟に生まれて来ます、そこの環境
で大きく左右されます。食は命を繋ぐ原点です。
産まれて直ぐに乳を飲みます、
すでに食育が始まっております。
産まれる前の母親の段階から食育、
食の大切さを考えなければなりません。
- 日本食の素晴らしさは、世界にも認め
られて来ています、味覚は勿論、栄養の
バランスが良いこと、長寿の国である事
が証明されています。
中でも、長野県(信州)は長寿県です。
野菜の摂取量の多さ、信州と言えば蕎麦
の中に在るのではないでしょうか!!
https://www.jittome-academy.jp/
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信州そば手打専科・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専任講師・丸山実留