包丁で切る幅のことを「切ベラ」と言います。
166そば打ち「一日入門コース」実留アカデミー
包丁で切る幅のことを「切ベラ」と言います。
切り幅の狭い麺、即ち細い麺を切ろうとする
場合は、包丁の傾けを少なくして、
切るリズムを速くするのです。
つまり小間板を送る力が弱まるため、
結果的に麺の幅が狭くなるのです。
逆に切り幅の広い麺を切ろうとした場合
包丁の傾けを多くして、切るリズムを
少し遅くするのです。
初心者が小間板の送り出しを意識し過ぎる
ため太麺・細麺とまばらな麺を切って
しまう結果になってしまします。
そば包丁の真髄は、小間板をしっかり
押さえ、包丁を持つ手は肩の力を抜いて
ごく自然な体制で前後運動をリズムミカル
に繰り返すことなのです。
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信州そば手打学校・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専門講師・丸山実留