手打ちそば「延し」の技術
148そば打ち「一日入門コース」実留アカデミー
手打ちそば「延し」の技術
初心者は、麺帯を傷つける・破ってしまう、
と言う恐怖心から「延し」の力を抜いて
しまう。
時間が掛かり、麺帯表面が乾き「風邪をひく」
状態などで(太いそば)が出来上がります。
一方で、水を入れ過ぎた「ズル玉」のため、
めん棒の重さで伸びたり、自重で伸びる
ため「延し」ができません。
そばの外形を(丸形や四角形)に捕らわれる
のではなく、そば生地の品質を保ちながら
均一な厚さに「延ばす」ならすことです。
面白いことに、コツを掴み始めますと
中級の段階に入りますと、今度は強引な
力で延ばして、麺帯の端を薄く極限まで
延ばそうとします。
そばの外形を(丸形や四角形)に捕らわれ
全体の厚みを整えないで良し、としてしまう
のです。
見た目は、そばの外形が綺麗なためや
打ち方が、見違えるほど格好がよく
なって来ているため、自己陶酔するのも
この時期の人たちです。
しかし、 次の段階に入ると・・・・!!!
http://www.maruyama-jittome.com/
信州そば手打学校・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専門講師・丸山実留