手打ちそばの道具「小間板」(こまいた)について・・・
手打ちそばの道具「小間板」(こまいた)について・・・
「駒板」とも書きます、手打ちそばを切る
時に定規の役割を果たす道具として、
用いる板です。
包丁を倒す角度と小間板のずらす間隔により
麺の太さ、細さを出します。
材質は、スギ・ヒノキ・キリなど。
地方によっては、小間板を使わずに切る
「手ごま」もあります。
手打ちそばを切る幅の均一化と速さ
安全性を考慮すれば、「小間板」の
存在は大きいのです。
「小間板」のサイズも、自分に合った
ものを手作りできますので、幅や長さ
立上げ板の高さも重要で、包丁が板を
超えますと手を切ることになります。
「小間板」の滑りも重要で、そばが
同時に滑ると、切り幅が出ずにそばが
切れなくなります。
http://www.maruyama-jittome.com/
信州そば手打学校・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専講師・丸山実留