そば米は、信州と関係がとても深い。
そば米は、信州と関係がとても深い。
そばの実を食用にするには、粉にするのが
普通だが、そばの実まま食べることがある。
鎌倉時代に石臼挽きが普及して、簡単に
製粉できるようになる前は、実のまま食べる
粒食であった。
古代にそば食が日常食として普及しなかった
理由は、そばの実の形を崩さないように
殻から取り出すことが、むずかしいからで
あった。
そば米の食べ方は、雑炊にするか・吸い物に
入れるかが一般的である。
雑炊は、だし汁に同量のご飯とそば米を入れ
野菜、きのこ、鶏肉などで味付けをする。
他に、お茶漬け、とろろ飯、ちらしずし、
おはぎ、豆腐のかぶら蒸し、酢味噌あえ、
など工夫をすると面白い。
そば米を食べているのは、日本だけではなく
旧ソ連のカーシャは、ミルクやバターを
入れたスープ仕立てのそば粥である。
アメリカは、ミルクにそば米を入れ、
塩やバターで味付け、砂糖や蜂蜜を
加える。
そばが健康食といわれるのは、
タンパク質やビタミン類が多く含まれ
消化が良く、特に血管の老化するのを
防ぐルチンが多く含まれているからで
ある。
そばの食べ方は、様々ある。
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信州そば手打専科・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専任講師・丸山実留