そばは主食ではなかった・この文言に大いに、脅かされました。
そばは主食ではなかった。
この文言に大いに、脅かされました。
縄文時代から栽培されていたソバ!
ではあるが・長い間日本人の主食には
ならなかった。
最も大きい理由は、大量の製粉が難しかった
事である。
石皿で摺り潰す・石で叩きつぶす、原始的な
方法で製粉が行われていたとみられる。
硬いソバの実を石臼無しで粉にしようとすると、
そば粥までは何とかできるが、粉状にして
そば切り(そばの麺)にはできない。
人力で大量のソバ粉を取り出すのは重労働ある。
縄文から平安時代まで、製粉から考えると
粒食が主で、粉にした場合「そばがき」した。
「そばがき」は鎌倉以後室町時代の文献に
登場するようになった。
鎌倉初期に中国から伝来した「挽き臼」が、
『そばの文化』に大きな変化をもたらす
事になります。
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信州そば手打専科・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専任講師・丸山実留