第2段・①―12『いつも同じ味に仕上がるとは限』そば美学の伝道師
【そば打ちと日本料理の職人養成所】
『職人は「技術と言う腕を尽くして」同じ味』
わたしも蕎麦汁を作るとき美味しく出来る時も
あり、そうでもない時もあります。
鰹節と言う自然のものであります、いつも同じ
味に仕上がるとは限りません。
季節により味覚の差があり、食品の温度に
よっても味の差が出ます、
職人は「技術と言う腕を尽くして」同じ味に
仕上げていきます。
主人の『おもてなし』・・・床の間の掛け軸
などから、今日の料理はどのようなものかを
推測するなど・・・
今ではそのような食通になれる人は、
少なくなったと思います。
味の識別をできる「舌」は特別な人間だけの
才能ではなく、大多数の人がもっています。
しかしその「舌」を養うには「本物」を
食べてみることでしょう。
https://www.jittome-academy.jp/
https://www.maruyama-jittome.com/
信州そば手打専科・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専任講師・丸山実留