第2段・①―8『鰹節のだしでのばせば、基本の味』そば美学の伝道師
【そば打ちと日本料理の職人養成所】
『鰹節のだしでのばせば、「日本料理」の基本の味付け』
「かえし」に鰹節のだしでのばせば、
「日本料理」の基本の味付けになります。
- 焼き鳥:鰻のたれ・・・「かえし1、味醂1」つまり2倍にのばすのです。
- 煮魚:芋煮ころがし・・「かえし1、だし1、味醂1」
- 蕎麦汁:丼つゆ・・・・「かえし1、だし3~4」
- 天つゆ・・・・・・・・「かえし、だし5」
- 鍋:柳川:おでん・・・「かえし、だし6」
- 「ぶっかけ」野菜煮・・「かえし、だし7」
- おかずのお惣菜・・・・「かえし、だし8」
- 「かけ」汁や卵とじ・・「かえし、だし9」
以上の様に八方に変化するので、八方汁と呼びます。
ここらへんまでが「味の基本中の基本」となります。
美味い・不味いは紙一重です、出汁の量や濃度、
甘味の量、合わせ方の微妙な感覚と調整で味が
決まります。
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信州そば手打専科・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専任講師・丸山実留