信州そば・・・手打ち二八そば「練り」
信州そば・・・手打ち二八そば「練り」
「練り」
そばの「くくり」ができて、練りの作業
に入ります。
練りはそば粉の粘りを引きだす工程で
この作業に入る前に、必ず手を洗って
ください。
手や指について固まった粉が、異物や
ゴミの様になって練り込まれてしまう
からです。
そば玉を右手のひらで上から練り込む
ように、つぶしていきます。
このとき腕の力に頼らずに体重をのせて
いきます。
練りつぶした所を内側に曲げ入れ、全体
を左回転させながら、再度右手のひらで
練り込んでいきます。
この動作を繰り返していきます。
「菊練り」
内側に練り込みを繰り返しいくと
そばの中の空気が押し出され、
表面に菊の花びら模様ができます。
これが「菊練り」です。
両手で包み込むようにすると、
表面がしっとりしてつやが出てきます。
これで「菊練り」が完了です。
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信州そば手打学校・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専門講師・丸山実留