そば店の中には、「手打ち」と掲げるそば店も多い。
そば店の中には、「手打ち」と掲げるそば店も多い。
「手打ち」は「機械打ち」ではない「手作り」
の意味に使われている。
「手打ち」と「機械打ち」は対称的に使われるが
「手打ち」は製麺機ができる、以前からあった。
俳諧書「毛吹草」の川柳に、
- 「御手打ちに なるとは知らで 蕎麦の花」
- 「うぬ今に 手打ちにするぞ 蕎麦の花」
一般的には、味や香りの差は分からない。
太さが不揃いで、切れ端などがあると
「これは手打ちだ」と言いたくなる。
- 本来「手打ち」は「手ずから」、
つまり「主人みずから打ったそば」と
いう意味でであった。
「打つ」は捏ねたそば粉を、のし棒に
巻き付け延し板に打ち付ける事を
言ったものである。
https://www.maruyama-jittome.com/
信州そば手打専科・実留アカデミー
そば打ちと日本料理の職人養成所
専任講師・丸山実留